夏の催し・・・・・・参加できますか？

店員：「ヘルメット屋におあつらえ向きなコンテストの、応募締め切りが迫ってるよね？」


頭領：「あぁ、あれのことだろ？」


店員：「そうそう。　ヘルメットを出品しても、おかしくないでしょ。」


頭領：「確かに。　でもなぁ・・・」


店員：「どうかした？」

頭領：「あれにヘルメット出品って、ベタ過ぎてつまんねぇだろ？」


店員：「そりゃあ、そうだけど・・・」


頭領：「それに、応募方法よく読んでみろよ。」


店員：「・・・必要事項を書いたしたノートカード送って、・・・グループへ入って・・・」


頭領：「その必要事項ってぇのが、気に入らねえんだよ！」


店員：「何が？」



頭領：「・・・アバター名と一緒に本名まで、書かなきゃならねえんだぞ！！」


店員：「・・・・・・」


頭領：「それになぁ、下手に入賞しちまったら、作品と一緒に名前晒されちまうんだからなっ！」


店員：「・・・・・・」


頭領：「ったく、お役人ってのは何考えてんだか。某巨大掲示板じゃあるまいしっ！」


店員：「・・・頭領」


頭領：「なんだよ？」



店員：「肝っ玉ちっちゃいね」