夏の催し・・・・・・どうなりましたか？

店員：「頭領、例の これ には結局応募しなかったの？」



頭領：「あぁ。　その手のヘルメットは、工事用なんかがＳＬには溢れるほどあるからな。」



店員：「そうなんだ。　そろそろコンテスト入賞作品が、展示され始めてるみたいだよ。」



頭領：「どれどれ。　どんな案配になってるか、見に行ってみるべ。」

店員：「わーっ！すごいものが出品されてたんだね。」



頭領：「あれ？　本名まで晒した募集をした割には、ネームプレートがショボくね？」



店員：「まだ準備中なんじゃないのかな？」



頭領：「そう言われりゃあ、こっちのほうは野ざらしのまんまだしな。」





店員：「そうだよ、きっと。　だって、『優秀作品は、建設予定のミュージアムに、ネームプレート入りで収蔵・展示される予定』って、発表されてたもん。」



頭領：「そうだよなぁ。　曲がりなりにも五七桐紋背負った公的機関が、国民の皆様から集めた税金で、ショボいことするわけねぇもんなっ！」







店員：「・・・それにしても、頭領。」



頭領：「なんだよ？」









店員：「防災の日って昨日だよね？」