頭領 りゅう@嵐製作所
2008年07月19日
00:02
来週末は8耐観戦(?)、りゅうのすけです。
前回記事の最後に書いた通り、modify不可なRezする乗り物を、普段動き慣れてる程度の速度で操縦できるようにしてみた。
結論から申しますと、すでに察しが付いてたかもしれませんが、それは
「装着」という荒技。
作り手さんが物理特性を考慮し苦心された努力や製作意図を、ある意味ないがしろにしてしまうのはいささか心苦しいのですが
当初から装着型の乗り物として販売されているものは、
お師匠さんのジャイロのようにすでに幾つもSL内に存在しております。
装着型の乗り物の利点は、動く速さが普段動かしなれてるアバターと同程度であるというほかに小回りが効くこと、Rez不要なためどこでも乗り回せること、そして何より頻繁に回線が切れるうちの環境ではリログした際にRezした乗り物を探し回らずに済むことです。
では、先日購入した”V-MAX”で試します。
まずは、持ち物から装着するのですが、そのまま”装着”するとデフォルトの右手に装着され、ポーズが変わるたびに振り回し厄介なことに。
なので、”添付先” で動きが少なく安定する ”Pelvis(骨盤)” を指定し、装着したら編集で位置や角度を調整します。
このままでは、両足にバイクを挟んだまま歩いたり走ったりして見栄えが悪い。
そこで、アニメーションまたはポースを用意します。
手ごろなものを探せれば良いのですが、探す手間が面倒だったので初めてアニメを自作した。
それならば、自分の体型に合わせて、手や足の位置が自由に調整できるしね。
で、フリーのアニメーション作成ソフト”
QAvimator”をインストールしやってみました。
使い方は”QAvimator”でネット検索すれば、結構日本語でも紹介されますよ。
SL上の画面と見比べながら、手や足の位置、背中や首・頭の角度を調整した。
QAvimatorで作ったポーズはこちら。
同じ体勢を保ち続けるポーズのため、QAvimator上の2フレーム目で作成したポーズを最終フレームにコピペし、拡張子”bvh”で保存しポーズ完成。
これをSLへL$10払ってアップロード。アップロード画面はこんな感じ。
歩いたり走ったりする際にアニメーションやポーズを動作させるには、なにかしらの細工が必要です。
どうせmodifyできない乗り物なので、スクリプト実行させる別のアイテムを用意しなければならない。
でも、わざわざスクリプト組まなくても便利なものがありますよね、それは
AO。
今回は、自由にアニメーションを入れ替えができるFreeのAO ”
ZHAO-II” を利用した。
ZHAO-IIの中へアニメーションと設定を書き込んだノートを入れ、ノートをLoadし実行。
数回ポーズを修正・アップロードを繰り返し、下図のRezしてRideするより手足の位置や首・頭の角度ももいい具合に。
この後、歩いたり走ったりする際に左右にバイクを振る問題があったが、QAvimator上で腰の位置をデフォルト位置から若干変えてポーズを作成し直し解決。
腰の位置がデフォルトのままだと、SLデフォルトアニメと混在再生されるようだ。
ZHAO-IIを使ったのでせっかくだからと、立っている時は片足を地面に、ジャンプの時は宙返りのアニメも仕込んだよ。
Turnning Right&Leftでバンクさせるアニメも作ればいいんだろうけど、そのうちね。
ただの装着物なので、当然飛行も可能だし、このままテレポートもできる。
ほぼ思い通りにできたので、持ち物の中で眠っているYAMAHAのバイクも活用してみたくなり、それに合わせたポーズも作成。
昨年モーターショーの時期に配布されていたYAMAHAのバイク、見た目はよくできてるんだけどRez&Rideで乗ると非常に操縦性に難があった。
物理エンジンの更新以前に配布されており、更新後その操縦性はさらに難しくなったので、勿体無くも飾り物にしかならなかった。
●MotoGPマシン”YZR-M1” Rez&Rideの乗車姿勢
●同車自作ポーズでの装着乗車姿勢
本来レース用のマシンだけど、ご紹介した乗り方で走ってもたいした速度は出ませんよ。
これで、のんびりとツーリングが楽しめるようになりましたww